高齢者に対するインフルエンザワクチンは、個人予防を目的とした勧奨接種です。
- 日本以外の先進諸国では、かかったときに重篤化(おもく危険な状態)になりやすい高齢者や特定の基本疾患を有する者に対して、インフルエンザ予防接種を積極的に行なうことで入院例・死亡例が減少しています。
- 平成13年の国会決議で、65歳以上の高齢者の方、および60歳以上65歳未満で心臓・じん臓・呼吸器の機能またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能障害1級に相当する方に対するインフルエンザ予防接種が「任意接種」から個人予防を目的とした「勧奨接種」に改められ、費用の一部が公費負担できるように法改定されました。